エンジン側の努力は完全スルー。アロンソがホンダを褒める日は来るか (7ページ目)
残り2戦を万全な体制で戦うために、あえてメキシコGPは捨てた。それなのに、車体側もパワーユニット側も、悪い想定がいいほうに外れたのは皮肉だった。
「残り2戦では、もうさすがにペナルティはありません」(長谷川総責任者)
ブラジルとアブダビでは、メキシコの金曜日だけ走ってストックした、ほぼ新品のスペック3.8で戦う。仮にトラブルが起きたとしても、ストックされた中古のコンポーネントがあるため、グリッド降格ペナルティが積み重なることもない。車体側でも、メキシコよりも好走が期待できるブラジルとアブダビで全力発揮を出し尽くす。
残り2戦――。マクラーレン・ホンダとしての実力を100%余すところなく発揮し、集大成となるレースを見せてもらいたい。
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