2016.07.27

3強に次ぐ7位に手応え。
ホンダF1「逆襲の土台」は固まってきた

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

 7位――。フェルナンド・アロンソはまるで取り憑かれでもしたかのように、金曜フリー走行から決勝まで、ハンガリーGPのすべてのセッションをこのポジションで終えた。

「そうだね、レースでもまた7位だったね(笑)」

 マシンを降りたアロンソは、そう言って笑った。

中団グループのトップで走り切ったハンガリーGPでのマクラーレン・ホンダ 現在のマクラーレン・ホンダが発足してから、これまでの最高位は5位。昨年のハンガリーGPで記録し、今年のモナコGPでも、アロンソがタイ記録を残した。

 数字だけを見れば、7位というのは特筆すべきものではないかもしれない。しかしこの7位というのは、「3強チームに次ぐポジション」を意味する。

「残念ながら7位から上に行くことはできなかったけど、現時点でメルセデスAMG、レッドブル、フェラーリのトップ3チーム6台は、他チームにとって手の届かない存在だ。僕らは”Best of the rest”だった。そういう意味では、望みうる最大限の結果を手に入れたし、今週の僕らはコンペティティブだったと思う」(アロンソ)

 3強にリタイアがあれば過去最高位の更新もできたかもしれないが、それは結果論でしかない。重要なのは、実力で中団グループのトップに立ったこと。それも、全セッションでそのポジションを堅持し続けたことだ。