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【競馬予想】香港チェアマンズスプリントプライズ、19連勝中のカーインライジングは本当に鉄板か

  • 土屋真光●取材・文 text&photo by Masamitsu Tsuchiya

 春のGⅠシリーズが中休みとなる今週、香港では春シーズンのクライマックスとされるチャンピオンズデーが4月26日に開催される。シャティン競馬場を舞台とした同開催では、チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)、チャンピオンズマイル(芝1600m)、クイーンエリザベスⅡ世カップ(芝2000m)と、3つの国際GⅠが行なわれる。

 いずれも世界的に注目度の高いレースだが、なかでもチェアマンズスプリントプライズは、目下の"暫定世界王者"カーインライジング(せん5歳/香港)が出走するとあって、世界中の競馬関係者、ファンから熱い視線が注がれている。

目下19連勝中と圧倒的な強さを誇るカーインライジング目下19連勝中と圧倒的な強さを誇るカーインライジングこの記事に関連する写真を見る 競馬には、オリンピックやワールドカップなどに相当する世界大会や、ボクシングの世界タイトル戦のような、世界の頂点を決するレースはない。それでも、国際競馬統括機関連盟 (IFHA)が発表する「ロンジンワールドベストレースホースランキング」によって、世界の競走馬が格づけされている。

 昨年度(対象期間:2025年1月1日~12月31日)の同ランキングでは、日本のGⅠジャパンカップ(東京・芝2400m)をはじめ、世界各国で4つのGⅠを制したカランダガン(せん5歳/フランス)がランキング1位に輝いた。

 そして今年、現段階で同ランキングの1位の座に就いているのが、カーインライジングである。

 香港は古くから「短距離王国」と称され、これまでも世界的な名スプリンターが次々に登場してきた。2000年代前半にはデビューから無傷の17連勝を記録したサイレントウィットネスが活躍。日本にも遠征し、2005年のGⅠスプリンターズS(中山・芝1200m)ではデュランダルら一線級のスプリンターを相手に完勝している。

 その香港で今、無類の強さを誇っているのがカーインライジング。2023年12月にデビューした同馬は、2戦目、3戦目では2着に敗れているものの、2024年2月の4戦目から現在まで19連勝中と、サイレントウィットネスの香港記録を更新。圧巻の成績を残している。チェアマンズスプリントプライズを勝てば、20連勝という大記録を樹立することとなる。

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