【競馬予想】安田記念は断然の主役は不在 好配当必至のレースで穴党記者激推しの2頭 (2ページ目)
そこで、藤田記者は今回のレースで高配当の使者となり得る馬を2頭、ピックアップした。
「まず注目したいのは、エコロヴァルツ(牡4歳)です。
安田記念での大駆けが期待されるエコロヴァルツ photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る 3歳時はクラシック路線を歩んで、GI皐月賞(中山・芝2000m)7着、GI日本ダービー(東京・芝2400m)8着、GI菊花賞(京都・芝3000m)9着に終わりましたが、その後は距離適性を重視して中距離路線にシフト。再浮上の兆しを見せています。
リステッド競走のディセンバーS(12月15日/中山・芝1800m)を快勝すると、中山記念で2着と好走。前走の大阪杯でも10番人気ながら、4着と健闘しました。それも、同レースでは8枠14番と外枠発走で、道中で落鉄していました。そういったことを踏まえれば、かなり中身の濃い結果だと思います。
マイル戦は、2歳時のGI朝日杯フューチュリティS(2着。阪神・芝1600m)以来ですが、前進気勢の強いタイプで、折り合い面を考えれば、競馬がしやすくなる公算が高いです。となると、さらなるパフォーマンスアップが見込めます。
もちろん、現在の状態面も言うことなし。1週前追い切りではミルコ・デムーロ騎手が騎乗して、長めから負荷をかけて好時計をマーク。今季3戦目でピークの出来にあると思います。
重賞勝ちがなく、実績面では見劣るものの、久々のマイル戦出走が吉と出れば、一気にGIタイトル奪取も夢ではないでしょう」
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