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【競馬予想】オークスの行方を占う「3歳牝馬ランキング」 勝つのは桜花賞組か、別路線組か

  • text by Sportiva

3歳牝馬ランキング(前編)

桜花賞では1番人気に推されたエリカエクスプレスだったが... photo by Eiichi Yamane/AFLO桜花賞では1番人気に推されたエリカエクスプレスだったが... photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る 3歳牝馬戦線は、いよいよクラシック第2弾のGIオークス(5月25日/東京・芝2400m)を迎える。

 その覇権争いの中心となる面々がしのぎを削ったクラシック第1弾のGI桜花賞(4月13日/阪神・芝1600m)は、3番人気のエンブロイダリー(牝3歳/父アドマイヤマーズ)が中団から鮮やかに抜け出して一冠目をゲット。父アドマイヤマーズは初年度産駒からクラシック馬を出す快挙を遂げた。桜花賞の勝ちっぷりから、エンブロイダリーはオークスでも人気の一角を担うことになるだろう。

 そのほか、2歳女王のアルマヴェローチェ(牝3歳/父ハービンジャー)は2着。1番人気のエリカエクスプレス(牝3歳/父エピファネイア)は5着に終わったが、いずれもオークスでの巻き返しが期待される。

 また、桜花賞同日に行なわれたリステッド競走の忘れな草賞(4月13日/阪神・芝2000m)は、サヴォンリンナ(牝3歳/父サトノダイヤモンド)が好位から突き抜けて快勝。2連勝を飾って大舞台へ向かう。

 東京競馬場を舞台にして行なわれたトライアル2戦は、GIIフローラS(4月27日/芝2000m)をカムニャック(牝3歳/父ブラックタイド)が、リステッド競走のスイートピーS(5月3日/芝1800m)をルージュソリテール(牝3歳/父ロードカナロア)が勝って、オークスへの最終切符を手にした。

 ほとんどの馬にとって、未知の距離での争いとなる樫の舞台。はたして、頂点に立つのはどの馬なのか。今回は、その行方を占う3歳牝馬の『Sportiva オリジナル番付()』を発表したい。
※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、JRAのホームページでも重賞データ分析を寄稿する競馬評論家の伊吹雅也氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、今回はオークスに挑む3歳牝馬の、現時点における実力・能力を分析しランクづけ。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。

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