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【競馬予想】混戦の大阪杯は好配当をつかむチャンス! 狙い目は奇跡の復活を遂げた良血馬の一発 (3ページ目)

  • 武藤大作●取材・構成 text by Mutoh Daisaku

 ディープインパクト産駒の良血で、早くから高い素質を評価されていた馬ですが、屈腱炎で明け4歳から6歳になるまで2年以上もの休養を余儀なくされました。医療やリハビリ技術の進歩によって、同馬のように戦列復帰を果たす例は増えているものの、競走馬にとって屈腱炎が"不治の病"であることに変わりません。ですから、レースを使うことができただけでも大変なこと。

 にもかかわらず、同馬は復帰してから重賞をふたつも勝って、GIに駒を進めてきました。これは、偉業と言っても過言ではありません。馬自身の高いポテンシャルはもちろんのこと、陣営の忍耐と努力による賜物と言えるでしょう。

 道中折り合いを欠いた2走前の毎日王冠は7着。スムーズに運んで快勝した前走の京都記念は快勝。それぞれ、状態面に差があったこともあるでしょうが、コース適性がパフォーパンスの違いとなって表われたのは明らかです。

 硬い芝の瞬発力勝負より、少し上がりのかかるソフトな馬場での持久力勝負のほうがハマるタイプ。コーナー4回の内回りコースに、開催6週目の馬場がフィットすることは、容易にイメージできます。

 今回は、陣営が「何とかGⅠを獲らせたい」と公言してきた目標を叶える千載一遇の絶好機。陣営もそれを重々承知したうえで、渾身の仕上げで臨んでくるでしょう。

 レースを引っ張る先行馬の存在も、好位で折り合って流れに乗っていきたい同馬の大仕事を後押しする追い風になると見ます。こうしたことを踏まえて、一発の可能性を大いに秘めているヨーホーレイクを、大阪杯の「ヒモ穴」に指名したいと思います。

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