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【競馬予想】ドバイワールドカップデー、馬券的な妙味は外国馬にあり!? 豪華日本勢を脅かす強力なライバル

  • 土屋真光●文 text&photo by Tsuchiya Masamitsu

 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ・メイダン競馬場で開催されるドバイワールドカップデー(現地4月5日)。世界中が関心を寄せる競馬の祭典で、5つのGIを含めて全9重賞が一夜にして行なわれる。

 このうち、GIドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)、GIドバイターフ(芝1800m)、GIドバイシーマクラシック(芝2410m)、そしてメインのGIドバイワールドカップ(ダート2000m)の4競走は、日本でも馬券が発売される。

 いずれのレースにおいても有力な日本調教馬が出走予定だが、とりわけ注目はドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップの3競走だ。

 ドバイターフには、リバティアイランド(牝5歳)、ソウルラッシュ(牡7歳)、ブレイディヴェーグ(牝5歳)、メイショウタバル(牡4歳)が、ドバイシーマクラシックにはシンエンペラー(牡4歳)、ドゥレッツァ(牡5歳)、ダノンデサイル(牡4歳)、チェルヴィニア(牝4歳)が、そしてドバイワールドカップには世界ナンバーワンホースのフォーエバーヤング(牡4歳)をはじめ、ウシュバテソーロ(牡8歳)、ウィルソンテソーロ(牡6歳)、ラムジェット(牡4歳)らが出走。勝ち負けが期待される豪華メンバーが集結し、それぞれのレースで日本調教馬の戴冠が期待されている。

 しかし、海外勢も日本調教馬にヒケを取らないほど、ハイレベルな面々が各レースに顔をそろえた。馬券的なことを考えれば、人気の日本勢よりも、そんな海外勢のほうにこそ妙味があったりする。そこで、ここでは日本調教馬の強力なライバルとなり得る外国馬をピックアップしていきたい。

 まずはドバイターフ。完全復活への期待が高まるリバティアイランドらの前に立ちはだかるのは、香港の歴史的名馬ロマンチックウォリアー(せん7歳)だ。

ドバイターフではロマンチックウォリアーが日本勢にとって強力なライバルとなるドバイターフではロマンチックウォリアーが日本勢にとって強力なライバルとなるこの記事に関連する写真を見る 前走のGIサウジカップ(2月22日/キングアブドゥルアジーズ・ダート1800m)で2着惜敗。連勝は8でストップしたものの、初ダートという一戦ながら、フォーエバーヤングと熾烈なマッチレースを演じ、あらためて怪物ぶりを強調した。

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