小倉記念は灼熱の中京開催で波乱の予感...穴馬券必勝法で高配当ゲットなるか (2ページ目)
それでも、先に触れた馬場傾向を踏まえれば、穴として狙い目になるのは、やはり逃げ&先行馬。勢いある3歳馬のシリウスコルト(牡3歳)が初の重賞制覇へ積極的な競馬を見せて、トップハンデのディープモンスターが早めに動く展開が予想されますが、コーナーがタイトなコース形態ゆえ、どうしても動き出しが残り500mを割ってしまうことが多々あります。これら2頭が早めに仕掛けたとしても、それよりも前で運ぶ馬が優勢と見ます」
そこで、吉田記者は先行力があって、人気の盲点となりそうな2頭を穴馬候補としてピックアップした。1頭目は、グランスラムアスクだ。
「前走のオープン特別・関越S(5着。7月27日/新潟・芝1800m)で、早め早めの立ち回りでしぶとく踏ん張った点を評価。時計の速い決着に対応できるディープインパクト産駒で、前走の競馬が再びできれば、馬場のアドバンテージを生かせると見ています。
小倉記念での一発が期待されるグランスラムアスク photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る スローの上がり勝負ではどうしてもキレ負けしてしまいますが、適度に上がりがかかれば、全体時計が速くなるのは問題ありません。徹底先行型のテーオーシリウス(牡6歳)がいるメンバー構成は理想的。自らが引っ張る形でもいいですが、平均よりタイトな流れを2番手で追走する形でいければ、前走以上に踏ん張りが利くのではないでしょうか。
今週の追い切りは遅れましたが、馬なりで我慢させることに終始した調整。引き続き気配は良好で、状態は変わりなく順調ですから、楽しみです」
鞍上は、今年も好調な永島まなみ騎手。6月のマーメイドSで重賞初勝利を決めて、一段と勢いに乗っているだけに、一発への期待はますます膨らむ。
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