アイビスSDはまれに見る大混戦。「前哨戦」で大敗した逃げ・先行馬の巻き返しに要注意 (3ページ目)

  • 武藤大作●取材・構成 text by Mutoh Daisaku
  • photo by Sankei Visual

アイビスSDでの大駆けが期待されるマウンテンムスメアイビスSDでの大駆けが期待されるマウンテンムスメこの記事に関連する写真を見る大西 韋駄天Sで1枠2番発走から、唯一内ラチを通って積極果敢に逃げたマウンテンムスメ(牝5歳)が面白いと見ています。同レースは9着に終わりましたが、先ほども述べたとおり、最終週の時計のかかる馬場はとてもタフですから、そこで最も馬場の荒れた内ラチ沿いを通ったのは、相当な不利があったと思います。

 それでも、スタート直後のダッシュ力には目を見張るものがあり、そのまま残り1ハロンすぎまでは逃げ粘っていました。タラレバになりますが、もし外枠発走で外ラチを通っていたなら、違った結果になっていたかもしれません。

 その後、芝1200m戦を2度使ってともに大敗を喫したことで、人気はさらに落ちそうな気配。しかしながら、千直という条件は大敗後でも巻き返すことが多いので、見限るのは早計かと思います。

 ということで、アイビスSDの「ヒモ穴馬」にはマウンテンムスメを指名。同馬の先行粘り込みを期待したいと思います。

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