皐月賞、美女馬券師が選んだ本命馬とは? 好枠に入ってあらゆるデータも後押し (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 ところで、皐月賞は中山開催の最終日。そのうえ、前日の土曜日は一日雨が降っていましたから、タフな馬場になりそう......。そこで、道悪のGIIスプリングS(3月19日/中山・芝1800m)を制したベラジオオペラを対抗に推します。

 デビューから無傷の3連勝で重賞制覇。いまだ底を見せていないのも魅力ですが、なんと言ってもその3勝すべてが、まったく異なる舞台だったというのがこの馬のすごいところ。右回り、左回り、長距離輸送、道悪、多頭数、位置取り......いろんな初めてを乗り越えてきました。

 今回の初めては"2000m"。今まで一貫して1800mで使われてきたので、1ハロンの距離延長がどうなのかは少し気になりますが、前走のレースを見ていてもこなしてくれる気がします。

 鞍上は田辺裕信騎手に変わりますが、中山競馬場の田辺騎手は信頼度が高いです。無敗でGI制覇も十分ありえると思います!

 古くからある競馬の格言に、皐月賞は「最も速い馬が勝つ」というのがあります。その格言どおり、中山・芝2000mを最も速い時計で走っている▲タスティエーラも、当然有力視しています。

 前走の弥生賞では、直線を向くと力強く抜け出してゴール。その時の勝ちタイム(2分0秒4)は、今回出走するメンバーの中山・芝2000mでの持ち時計トップでした。

 若さゆえの精神面での課題はありそうですが、それを踏まえても能力は非凡なものを感じます。3歳の春は心身ともに成長していく時期ですし、心と体がしっかりと合った時の爆発力を思うと末恐ろしいです。

 他に気になるのは、昨年暮れのGI朝日杯フューチュリティS(12月18日/阪神・芝1600m)でクビ差の2着だったダノンタッチダウン。その時の勝ち馬不在なら期待は高まります。

 また、中山・芝2000mで連続2着しているトップナイフはもちろん、馬券に入れたいです。共同通信杯2着だったタッチウッドも、レース経験は浅いものの、ゲートを克服すれば逃げ粘りがあるかも......!?

【推奨馬券】
◆馬連ボックス(15通り)=(7)(8)(12)(14)(15)(16)
◆3連複フォーメーション(15通り)=1頭目(7)、2頭目(1)(8)(12)(14)(15)(16)、3頭目(1)(8)(12)(14)(15)(16)

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