デニムアンドルビーの初子は、友道調教師が「いい動きをする」と期待を寄せるデューデット (2ページ目)
初陣に向けて、精力的な調教を行なっているというデューデット。同馬について、管理する友道調教師はどう見ているのか。関西競馬専門紙のトラックマンが話を聞いてきた。
「デューデットの動きについて、友道調教師は『まだ緩いところがあるけれど、速いラップになるといい動きをする』とコメント。『追いきりを重ねるごとに、しっかりしてきた』とも話していました。ふだんの様子についても、『飼い葉も十分に食べていて、春先より中身を含めてよくなってきた』と言っていて、まずまずの手応えを感じているようでした」
母デニムアンドルビーもデビューが遅かったため、デューデットも今まさに良化している最中にあるのだろう。さらに続けて、先述のトラックマンが友道調教師のデューデットに対する評価を伝える。
「友道調教師によると、『馬体のサイズは440kgほどと大きくないが、柔らかみがある』とのこと。加えて、『母親は管理していないが、牧場の担当者から聞いた話では"母によく似ている"ということだし、いいものを持っていそうなので期待している』と言って、顔をほころばせていました。距離に関しては『マイルぐらいがよさそう』と話していました」
デビュー戦は10月8日の2歳新馬(阪神・芝1600m)。鞍上は福永祐一騎手が務める予定だ。
名牝デニムアンドルビーの子として注目を集めるデューデット。初陣でどんな走りを見せてくれるのか、楽しみにしたい。
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