堤礼実アナが夏競馬を堪能。久しぶりの新潟競馬場や今村聖奈騎手の活躍にどんなことを感じたのか

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

堤 礼実連載:『華麗なるウマ話』第41回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、堤礼実アナウンサーの連載『華麗なるウマ話』。今回は、3年ぶりに現地から放送することができた新潟開催での思い出の出来事や、この夏の競馬界における注目の話題について振り返ってもらった――。

 3年ぶりに現地から『みんなのKEIBA』を放送することができた今年の夏競馬。本当は現地でたくさんおいしいものを食べられればよかったのですが、それはなかなか難しいということもあり、新潟開催の時、私がよく買って帰ってきていたのが、枝豆です。

 夏と言えば、やっぱり枝豆! 枝豆好きな私としては、夏は最高の季節です。

 新潟は枝豆の名産地で、種類も豊富。今年の夏は、もう顔が緑になるんじゃないかと心配になるくらい、それぞれの味の違いを存分に楽しみました。

 さて、新潟競馬場と言えば、芝の直線1000mのコース、通称「千直」が名物です。今年は千直のレースを生で見ることができ、ようやく新潟に来られたと実感しました。

 そして、新潟の夏の風物詩とも言えるアイビスサマーダッシュ当日は、『みんなのKEIBA』も千直のスタート地点からオープニングを放送しました。

 実際のコース上に立ってみると、目の前は芝の緑と空の青だけが広がる美しい世界。言い換えると、それくらいスタンドなどの施設からは離れたところにあるのです。ゴール地点も遥か彼方。肉眼では確認することができません。

 遮るものがないので、夏の日差しが本当に暑かったのですが、それと同時に、ただひたすらまっすぐに伸びる芝コースを見て、短距離と言われる1000mという距離でも、どれだけ長いかが実感できました。

 ここをまっすぐ走り抜けていくんだと思うと、不思議と競走馬の気分に......はなれませんでしたが(苦笑)、貴重な経験をさせてもらいました。青々とした芝と空が広がる空間は、本当に気持ちがよかったです。

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