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NHKマイルCは高額配当確率70%。過去の激走パターンから浮上する6頭の逆襲候補 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual

 次に着目したいのは、前走の重賞で2着になった馬である。人気、人気薄を問わず、こうしたタイプの活躍が近年際立っているからだ。

 2018年に6番人気で勝利を飾ったケイアイノーテック、同2番人気で2着に入ったギベオン、2019年に7番人気で3着と善戦したカテドラル、2020年に9番人気で快勝したラウダシオン、同1番人気で2着となったレシステンシア、同6番人気で3着と好走したギルデッドミラー、2021年に2番人気で勝ったシュネルマイスター、同1番人気で3着となったグレナディアガーズらがいい例だ。

 今年の出走メンバーを見渡してみると、前走重賞で2着となった馬は4頭。セリフォス(牡3歳)、ソネットフレーズ(牝3歳)、タイセイディバイン(牡3歳)、マテンロウオリオン(牡3歳)である。

 ただし、過去にこのパターンで好走した馬はすべて、年明け以降、つまり3歳になってからの前走の重賞で2着となっている。ということは、前年のGIIデイリー杯2歳S(11月13日/阪神・芝1600m)2着以来のソネットフレーズ、GI朝日杯フューチュリティS(12月19日/阪神・芝1600m)2着からのぶっつけとなるセリフォスは対象外。

 ここでの推奨馬は、残った2頭。前走のGIIIアーリントンC(4月16日/阪神・芝1600m)2着のタイセイディバイン、GIIニュージーランドトロフィー(4月9日/中山・芝1600m)2着のマテンロウオリオンがオススメだ。

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