波乱ムード高まる。阪神JFで冬のボーナスを運んできてくれる穴馬4頭 (2ページ目)

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  • photo by Sankei Visual

 前走で、ポールネイロンはオープン特別のききょうS(10月3日/中京・芝1400m)を、ルクシオンはオープン特別の福島2歳S(11月15日/福島・芝1200m)を快勝。重賞ではないが、ともにクラス上位のレースで勝ち負けできる力があることを示している。展開次第では、波乱の立役者となっても不思議ではない。

 次に注目したいのは、新馬勝ちのあと、いきなり重賞で2着に入った馬である。こうした馬も、過去に人気薄でしばしば激走を果たしている。

 いい例となるのは、2012年に5番人気で戴冠を遂げたローブティサージュ、2018年に4番人気で3着に入ったビーチサンバ、2019年に3番人気で3着となったクラヴァシュドールらだ。

 いずれも新馬戦を勝ったあと、ローブティサージュはファンタジーSで、ビーチサンバはアルテミスSで、そしてクラヴァシュドールはGIIIサウジアラビアロイヤルC(東京・芝1600m)で2着と好走している。

 もし勝っていれば、人気上位を争っていただろうが、2着だったゆえ、そこまでの人気にはならなかった。その分、穴党にとっては狙い目となる。

阪神JFでの一発が期待されるインフィナイト阪神JFでの一発が期待されるインフィナイト そして今回も、これらに似た存在がいる。インフィナイト(牝2歳)とオパールムーン(牝2歳)である。

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