2020.12.12

阪神JFは「大荒れ」の予感。穴党記者が人気の盲点を突いた4頭の穴馬

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 2歳牝馬の「女王決定戦」GI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)が12月13日に行なわれる。

 今年は、ともにシラユキヒメの血筋を引くソダシ(牝2歳)とメイケイエール(牝2歳)という、重賞2勝を含む無傷の3連勝を誇る2頭と、2戦無敗の良血馬サトノレイナス(牝2歳)による「3強対決」に注目が集まっている。

 ともあれ、過去の成績を振り返ってみると、1番人気は過去10年で4勝、2着1回、3着1回、着外4回。可もなく不可もなくといったところだが、昨年はリアアメリアが単勝1.8倍という断然の支持を得ながら、6着に沈んだ。2013年にも単勝1.7倍のハープスターが2着に敗れ、波乱含みのレースであることは間違いない。

 それゆえ、スポーツ報知の坂本達洋記者は「今年もスローに落ちる展開は考えにくいと見ています」と言って、ひと筋縄では収まらないと予測する。ただし、狙うべき激走馬は、ハイペースで押し切った昨年のレシステンシアとは違うタイプだという。

「エイシンヒテン(牝2歳)、ポールネイロン(牝2歳)あたりが先手を主張したいところにあって、メイケイエールやソダシも先行する構え。ということは、よどみのない流れになることが想定されます。ならば、そうした展開を利して、後ろから突っ込んでくる馬。あるいは、持久力比べで勝負根性を発揮できる馬を狙ってみたいところです」

阪神JFでの大駆けが期待されるルクシオン そこで、坂本記者が推奨馬に挙げたのは、ルクシオン(牝2歳)だ。前走のオープン特別・福島2歳S(11月15日/福島・芝1200m)では、不利とされる後方から差し切り勝ちを決めた。