2020.09.05

穴党記者垂涎の新潟記念。
夏の最後に大穴4頭が高配当の花火を上げる

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Yasuo Ito/AFLO

 夏の新潟開催もいよいよフィナーレ。トリを飾るのは、9月6日に行なわれるGIII新潟記念(新潟・芝2000m)だ。

 過去10年の1番人気の成績は2勝、2着2回、着外6回と、信頼度は今ひとつ。そうした状況にあって、3連単では10万円以上の高配当が7回も出ている。そういう意味では、夏競馬を締めくくる"穴党"垂涎のレースとも言える。

 そんな新潟記念を予想するうえで、1番人気の不振以外にも、知っておくべきデータがある。それは、トップハンデ馬の成績もパッとしないことだ。その点について、スポーツ報知の坂本達洋記者が補足する。

「最近5年の結果を見ても、トップハンデの馬は、勝利どころか、馬券圏内(3着以内)にも、わずか1頭しか入っていません。その事実は見逃せないポイントです。

 今年は、昨年3着だったカデナ(牡6歳)が斤量58でハンデ頭。終(しま)い勝負が持ち味の馬で、新潟芝の外回りはいかにも合いそうなタイプですが、過去の結果を考慮すると、さすがに狙いづらいですね」

 また、「今年の夏の新潟は、開幕週から現地で取材していますが、それ以降の時計がかかる馬場に面食らっています」と、日刊スポーツの木南友輔記者が語るように、今年は例年とは異なる馬場状態の見極めが、馬券検討のカギを握りそうだ。木南記者が続ける。

「新潟の芝コースは、先週も良馬場だったにもかかわらず、だいぶ時計がかかっていました。ペースが流れていなくても、上がりの数字が結構かかっています。

 馬場の内側が傷んできているのは見た目にも明らかで、最終週のレースでは、直線競馬以外でも外ラチ沿いに進路を選択する馬が出てくるかもしれません。雨が降って、さらに馬場が悪化すれば、なおさらです。台風10号の接近が伝えられるなか、週末の天気予報が気になるところです」