2020.09.05

小倉2歳Sで狙い目の2頭。あの快速馬の
産駒でコース適性もバッチリ

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

◆新潟記念は大穴4頭が高配当の花火を上げる

 9月6日、小倉競馬場でGⅢ小倉2歳S(芝1200m)が行なわれる。

 このレースは今年で40回目。2001年勝ち馬タムロチェリーがGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神/芝1600m)、2003年勝ち馬メイショウボーラーがGⅠフェブラリーS(東京/ダート1600m)、2006年勝ち馬アストンマーチャンがGⅠスプリンターズS(中山/芝1200m)、2016年勝ち馬レーヌミノルがGⅠ桜花賞(阪神/芝1600m)と、勝ち馬がのちにGⅠを制することが多い出世レースだ。

 勝ち馬以外でも、2017年7着のモズスーパーフレアは今年のGI高松宮記念(中京/芝1200m)を、昨年3着のラウダシオンは今年のGINHKマイルC(東京/芝1600m)を勝利している。

 今年は変則で小倉開催が少なかった影響もあり、出走馬は10頭。これより少ないレースは1991年(9頭)まで遡るという少頭数になった。そんな中で筆者が今年注目したいのは、共にミッキーアイル産駒のメイケイエール(牝2歳/栗東・武英智厩舎)とアールラプチャー(牝2歳/栗東・千田輝彦厩舎)の2頭だ。

8月22日の新馬戦で勝利したメイケイエール ミッキーアイルは、2014年のGⅠNHKマイルC、2016年のGⅠマイルチャンピオンシップ(京都/芝1600m)勝ち馬。芝1200mでも、GⅠスプリンターズSとGⅠ高松宮記念で2着に入っているスプリンターで、ディープインパクト産駒としては珍しい快足馬だった。

 産駒は今年デビューし、これまでの4勝はすべて1200m(芝3勝、ダート1勝)。中でも「小倉/芝1200m」では5戦して3勝、3着1回という抜群の安定感を見せている。まだ産駒の出走数が少ないとはいえ、好内容のレースが多く、コース適性の高さは間違いないだろう。