2020.04.16

皐月賞は「3強」とは限らない。
レースに縁がある1頭に激走の予感

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Ito Yasuo/AFLO

 4月19日、中山競馬場で3歳牡馬クラシック第1弾・GⅠ皐月賞(芝2000m)が行なわれる。

 今年の皐月賞は”3強”ムードだ。まずは昨年の最優秀2歳馬コントレイル(牡3歳/栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)。同馬は前走のGⅠホープフルS(中山/芝2000m)まで、デビューから3連勝を飾っている。2戦目のGⅢ東京スポーツ杯2歳S(東京/芝1800m)の内容が圧巻で、2着に5馬身差をつける圧勝。勝ちタイム1分44秒5は、従来の記録を1秒1更新する2歳の日本レコードタイムだった。

前走のホープフルSを制したコントレイル 続いてはサリオス(牡3歳/美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)。この馬も3戦3勝で、2戦目のGⅢサウジアラビアロイヤルC(東京/芝1600m)で1分32秒7のコースレコードを樹立し、続くGⅠ朝日杯フューチュリティS(阪神/芝1600m)でも、1分33秒0のレースレコードで快勝している。

 そして3頭目がサトノフラッグ(牡3歳/美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)。同馬は昨年10月のデビュー戦(東京/芝2000m)こそ6着に敗れたが、そこから3連勝で前走のGⅡ弥生賞ディープインパクト記念(中山/芝2000m)を勝利。重要なステップレースを勝ち、勢いに乗っている。