ダノンキングリーが凄まじく成長。
打倒サートゥルナーリアへ絶好調だ
2019年クラシック候補たち
第10回:ダノンキングリー
3歳牡馬クラシックの第1弾となるGI皐月賞(中山・芝2000m)が4月14日に行なわれる。断然の1番人気が予想されるのは、昨年末のGIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)の覇者で、ここまで3戦3勝と負けなしのサートゥルナーリアだ。
そして、この舞台にはもう1頭、3戦無敗のキャリアを引っ提げて臨んでくる有力馬がいる。美浦トレセン(茨城県)の萩原清厩舎に所属するダノンキングリー(牡3歳/父ディープインパクト)である。
クラシックでの戴冠を狙うダノンキングリー 同馬は昨秋の2歳新馬(10月8日/東京・芝1600m)でデビュー。アタマ差の辛勝ながら、見事に初陣を飾った。
続く2戦目は、500万下特別のひいらぎ賞(12月15日/中山・芝1600m)。ここで、この馬の能力の高さに俄然注目が集まることになる。
不利とされる中山マイルの外枠発走となったダノンキングリー。中団に位置を取るも、終始外、外を回された。それでも、4コーナーで先頭に並びかけると、あとは後続を一気に突き離して、3馬身半差の圧勝劇を披露したのだ。
さらに、3戦目のGIII共同通信杯(2月10日/東京・芝1800m)で、同馬はクラシック有力馬としての地位を固めた。
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