関屋記念で、帰省先への手土産をゴージャスにしちゃう4頭を見っけ (4ページ目)
今一度、過去10年の結果をつぶさに見てみると、関屋記念では意外にも逃げ、先行馬の激走が多いことがわかる。勝ち馬に絞っても、6頭が4コーナー3番手以内から勝利を手にしている。
結局、最後に日本最長の直線が控えているが、その長さを気にするがゆえ、差し、追い込み馬の仕掛けが遅れて、そのまま逃げ、先行馬の先着を許してしまうケースが多くなるのだろう。
ということなら、狙い目は先行馬だ。とりわけ注視したいのは、上り調子の馬たち。先行して2011年のレースを勝ったレインボーペガサスや、2013年のレースを制したレッドスパーダが、前走でも勝利してそのまま連勝を飾っているからだ。
今回のメンバーなら、エイシンティンクル(牝5歳)と、ショウナンアンセム(牡5歳)が浮上する。どちらも先行馬で、2連勝中と勢いもある。
エイシンティンクルは、1000万下、1600万下と連勝中。最近は逃げるだけでなく、逃げ馬の後ろにつける先行策もとれるようになった。競馬の幅が広がって、安定感が増しているのは心強い限りだ。
ショウナンアンセムは、1600万下、オープン特別と2連勝。新潟と同じ左回りの東京競馬場で連勝をしてきたことも、大きなプラス材料となる。
ともに初めての重賞挑戦となるため、実績馬に人気は譲るが、今の調子と舞台適性から、勝ち負けの可能性は十分。軽視は禁物だ。
いよいよ世間はお盆休みに突入。そこで充実した時間を過ごすためにも、ちょっとした小遣い稼ぎをしたいところ。おそらくここに挙げた4頭が、その手助けをしてくれるに違いない。
4 / 4