「旅打ち」の醍醐味を味わえる札幌。施設よし、食よし、馬券は?
「夏競馬」珍道中~北日本編(5)
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2年前にリニューアルされた札幌競馬場 夏の北海道を行く「旅打ち」。
結論から言えば、札幌は惨敗だった。それでも、最も力を入れたクイーンS(7月31日/札幌・芝1800m)について言えば、まったくの見当違いというわけではなかった。
わかりやすく言えば、「かすった」のだ。
だからといって、競馬はかすろうが、かすらなかろうが、ハズレはハズレ。白か黒かで言えば、黒でしかない。むしろ、「あれを買っていれば......」などという悔いが激しく残る分、負け方としては"かすった"ほうがタチが悪い。
その顛末についてはのちほど綴るとして、長旅の末、ようやくたどり着いた札幌競馬場の話を先にしておこう。
競馬場への最もポピュラーな行き方は、札幌駅からJRで隣の桑園駅へ行き、そこから無料バスに乗る。
バスは、どこかの競馬場とは違って、ほぼ5分おきにずっとあるし、たとえ駅から競馬場まで歩いても大した距離はない。時間があれば、競馬場近くの中央市場で新鮮な魚介、いくら、うに、カニなどの豪勢なランチを楽しんでから競馬場へ向かうのもいい。
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