フリーアナ後藤楽々はゴルフベストスコア79 SKE48卒業後青学大時代に取り組んだ練習法とは? (2ページ目)
【大学3年でベストスコア79を記録】
愛用のクラブセットと並ぶ後藤楽々さん Photo by Takahiro Idenoshitaこの記事に関連する写真を見る
――ゴルフ部に入ろうと思った時には、5年のブランクがあったんですよね。再スタートした時のスコアはどのくらいでした?
「ゴルフ部に入って初めてのラウンドが117だったんです......。久しぶりにやってみたら、すっかり腕が鈍ってて悲しくなりました。そこから、100を切るようになるまで猛練習。10ヤードはこのくらい、20ヤードはこのくらい、と正確性を上げる細かい練習を徹底してやりました。
でも、練習しない方がうまくいく時期もあるんです。練習してないけど、良いスコアで回れちゃうとか。でも、絶対に悪い時期がやってくる。その時に、練習してないからだってことに気づくんです。正直、練習へのモチベーションが下がる時もよくあって。猛暑だったり、真冬で寒すぎたりすると「もうできない」ってなっちゃう。身体が「ゴルフをするなって」って言ってるんですよね(笑)。その時は休憩して、またやる気が出たら始めます。長くやり続けるというよりは、一定期間集中してやるタイプです」
――ベストスコアをその時期に?
「大学3年の時に79を出しました。今でもこの79の壁が高くて。あの時の調子はなかなか戻ってこないですね。今の平均スコアは84くらい。調子がいいと82で回れます。で、練習をサボってしまうと、99くらいになっちゃう。やっぱり練習が大切だってことに気づかされます。
最近は朝の生放送のレギュラー番組が終わった後に、打ちっぱなしに行って練習しています。長く集中力が続かないので、一時間で130球くらい打つ感じですね。正しいスイングをどれだけ体に覚えさせるかを一番に考えています。練習しないと正しい姿勢が抜けちゃうので」
――意識しているスイングのポイントってありますか?
「私はオーバースイングになりやすいんです。クラブを90度まで上げているつもりでも、すごく後ろにいっていたり。頭で思っていることと、実際にやっている動作が違うことが多くて。テイクバックの位置は意識するようにしています。
頭を動かさないことも意識していますね。"ボールの行方は打ってから見る"を心がけています。うまくいかない時ってボールを目で追っちゃってるんです。ボールの行方が気になる気持ちを抑えて、振り切ってから見る。これが大切。一人で黙々と試した結果、頭が動いている時は絶対にボールが右に行ってしまって、うまく飛ばないんです。
あと、先日プロゴルファーの金谷多一郎さんと番組でご一緒して、 "つま先重心に構える"ことも学びました。つま先に重心を意識しただけで、一気に調子が上がったんです! ボールの当たり方も全然違う。アマチュアの方は足を踏み直す時に踵から踏み込んじゃうらしいんです。でも、プロや上手な方はつま先から踏むんですって」
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