【木村和久連載】長くなりそうな今年の夏。快適なナイターゴルフを楽しんでみては? (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 そんなこともあり、ナイターゴルフに初めて行く時は、9ホールのハーフプレープランもありますから、まずはそれで様子を見るのもいいかもしれません。理想は薄暮の頃、5時過ぎくらいから7時半くらいまでハーフゴルフを楽しんで、あとはどこぞのファミレスか、健康ランドに寄って帰る、というのがベストプランかと。

 もしデートだったら、彼女を家の近くまで送らねばなりません。時間も余分にかかるので、最初からがっつり18ホールラウンドするのは、お勧めしません。

(5)名門コースのナイター営業があったら...
 平成時代の終わりの頃には、上がりの2ホールほどナイター照明を設置しているコースをよく見かけました。夕方以降もプレーできるようにして、たくさんのお客さんを入れるようにしたのです。

 けど今は、ゴルフ人口がだいぶ減ったので、昼のプレーで十分需要を満たしています。だとしても、地球温暖化ですからナイターでプレーできるコースが増えるかなと思ったりしたのですが......。なかなか適した場所がないのでしょうね。

 でも、もし東京や神奈川にある都心から近郊の名門コースがナイター営業に踏みきって、夜だけパブリックにしたら、お客さんは殺到するでしょう。移動の時間もかかりませんし、場所がいいですからね。

 誰か、そういう英断を下してくれませんかね......。 

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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