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渋野日向子はやっぱりすごい。シブコ節で振り返る今季メジャー初戦の4日間 (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Getty Images

 迎えた最終日、渋野は再び爆発した。2日目と同じく7バーディー、1ボギーの「66」。前日とは別人のようなゴルフを見せて、4位タイでフィニッシュした。

「(昨日のラウンドから)気持ちを切り替えるのには(時間が)かかりましたよ~。やけ食いしました(笑)。牛タンですぅ。何人前かわからんけど、20枚以上食べました。ごはんは大盛り!

 上との差がありすぎて、逆に結構集中してできたと思う。ショットはいいイメージじゃなかったのに、チャンスにつくことが多かった。しっかり同じ段に乗せることができたので、めちゃくちゃ曲がるラインのバーディーパットというのが少なかった。

 ティーショットも、昨日の悪いイメージがあったけど、なるべくトップまで丁寧に上げて、というのを意識してやった。あとは、しっかり振り抜くこと。ラウンド中、試行錯誤することはあったけど、(最後は)スイングについて自分でいろいろやってきたことを信じて、何とか耐えたかな、と。パッティングはまあ、置いておいて。ラフからのアプローチは確実に成長できているかなと感じられる4日間でした。

 何かしらやらかす日が一日はあるけど、シードをとるためには出ている試合で上位になることが大事。そのなかでも、メジャーでトップ10に入ることはすごくプラスになる。今季ひとつ目(のメジャー)で上位に食い込めたのは、すごくうれしい。ちょっとした安堵はある」

 アメリカに行っても、渋野の爆発力は健在。米ツアーで優勝を飾る日もそう遠くはないだろう。大舞台で強く、"ここぞ"というところで力を発揮できる渋野の場合、それがメジャーであっても何ら不思議ではない。

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