2022.01.05

サッカーチームの勧誘も断り、ゴルフの道を選んだ大物ルーキー佐藤心結。「買い物やオシャレよりもゴルフに夢中でした」

  • 柳川悠二●取材・構成 text by Yanagawa Yuji
  • photo by Getty Images

Sportiva注目アスリート「2022年の顔」
第5回:佐藤心結(ゴルフ)
決意表明インタビュー(後編)

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この記事に関連する写真を見る ――ゴルフを始めたのは、7歳の時とうかがっています。

「小学校1年生の時のクリスマスで、(父方の)祖父がジュニア用のクラブを一式プレゼントしてくれたんです。それですぐに、ゴルフが趣味の祖父と父と一緒に実家(神奈川県小田原市)の近くにある練習場に行きました。難しかった記憶はあるんですけど、ちゃんと当たった時にボールが遠くへ飛んでいく感覚が楽しかったことは覚えています。

 そこから、徐々に真剣にやるようになっていって。両親と相談して、『早い段階からプロに教わったほうがいい』ということで、しばらくして練習場のレッスンプロに教わるようになりました」

――プロゴルファーになりたいという夢を抱いたのはいつ頃でしょうか。

「(レッスンプロに)習い始めてから2年くらい経った頃、小田原市で小・中学生が参加するゴルフ教室みたいなのが開催されたんです。それに参加した時に、三觜喜一(みつはし・よしかず)コーチを紹介されました」

――小学校3年生の時に三觜コーチと出会って、そこから師事してプロまで目指すようになった、と。

「はい。三觜コーチに習い始めるにあたって、最初に面談があったんです。その際、三觜コーチが『(私の)目が輝いている』とおっしゃって。私のやる気を感じてくださったんだと思います。

 私は、小学校1年生から3年生まではサッカーもやっていて、男の子たちと一緒にやりながらスタメンで試合に出ていたんです。サッカーで上(プロ)を目指すことも考えていたんですが、三觜コーチに教わるようになった段階で、サッカーはやめました。(上につながる)女子のサッカーチームからも(勧誘の)話をもらっていたんですけど、ゴルフのほうが楽しかったし、将来稼げるかなと(笑)」

――三觜コーチは早い段階から、佐藤選手の将来性について何かおっしゃっていましたか。

「『身体能力が高い』と言ってくださっていました。飛距離も同年代の子たちと比べたら、20~30ヤードは前にボールがありましたから」