2020.08.20

【木村和久連載】奥さんや子どももプレー。
ファミリーゴルフの諸事情に迫る

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

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専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第269回

 ゴルフを趣味にして、毎週末メンバーコースに通うようになると、奥さんが「私もやりたい」と言い始め、クラブセット一式を調達するとしましょう。すると毎週末、奥さんまでコースに連れていくはめになったりします。

 そのうち、今度は子どもにも英才教育を施して、将来は宮里藍ちゃんのようなアスリートに育ってもらって、「ガッポリ稼いで、老後は悠々自適に過ごせれば」なんて、思ったりするじゃないですか。

 けど、現実はそんなに甘くはないです。

 お金も、手間もかかるし、レッスンをしてやったり、試合や練習の際には移動を手伝ったりと、面倒なことが多いです。

 今回は、そういった一見楽しそうに見える"家族ゴルフ"について。深みにハマると、しんどいことがどんどん増してくるという、悲喜こもごもの話を紹介したいと思います。

(1)婦人会の謎
 どこのゴルフ場にも、コースの名前を冠にした『○○婦人会』や『カトレア会』『すずらん会』などといった、女性専用のゴルフサークルがあります。そういう名前の会が本当にあったとしても、ここでは特定の会を指すのではなく、偶然の一致ということでお許しください。

 さて、この婦人会。メンバーであれば、別に入らなくてもいいのですが、やはり女性同士のほうが何かと都合がよろしいようで、女性メンバーの多くは入会しているみたいです。そもそも男性側のリクエストもあって、存在している会ですからね。

 当初、奥さんが「ゴルフをやりた~い」と言っている頃は、まだお互いに若くて、恋愛気分も抜けていないので、一緒にコースに行って「若くて、綺麗な奥さんですね」とか言われたいわけじゃないですか。

 実際、どのゴルフ場もメンバーには家族割引制度や家族会員制度を設けていて、奥さんや子どもは安くプレーさせてくれますから、そうした制度を利用して奥さんを連れていっても、最初のうちはデート気分で、確かに楽しいと思います。