【木村和久連載】コロナ後と
改正健康増進法でゴルフ環境は変わるか (5ページ目)
ゴルフ場でお酒を飲むお客さんが、車の運転をしないとは限りません。なかには、「昼だから、飲んでも大丈夫。車を運転して帰る頃には、酔いも醒めているから」と、昼食時に飲んでいる方がいます。これ、アウトですよ。
大人の社交クラブとしては、ボトルキープはありですが、スポーツ施設としては、どうなんだろう? と思います。
ゴルフ場内の各所に設置してある灰皿も同様です。そこで吸ってよろしい、という意味ですが、昔の名残で置いてある場合もありますから。
こうした部分は、現在の常識と法令に従って、基準を変えたほうがよろしいかと。
ゴルフ場には現在、改正健康増進法施行とコロナショック後という、大きなうねりが来ています。これを"災い転じて福となす"と見て、前に進みたいと思っています。長生きしたほうが、より長くゴルフができますからね。
ただ、それがわかっていても、人間というやつは、ついつい体に悪いことをしてしまうんですな......。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
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