2018.09.20

松山英樹が今年も世界トップ3の快挙。
充電OKで最終戦へ期待が膨らむ

  • 武川玲子●文 text by Takekawa Reiko
  • photo by Getty Images

 9月20日に開幕するPGAツアーの今季最終戦、30名のトッププロだけで争われるフェデックスカップ・プレーオフ第4戦のツアー選手権(9月20日~23日/ジョージア州アトランタ)に、松山英樹が5年連続で出場する。

 この”上位30名”のフィールドに毎年立つことは、かなり難しいことだ。現在、連続出場している選手の中では、ダスティン・ジョンソン(アメリカ)の9年というのが最長(※2014年は『パーソナル・チャレンジ』という理由でツアー自体、途中から欠場)だが、それを除けば、ジェイソン・デイ(オーストラリア)の6年連続、それに続くのが、今年のマスターズ・チャンピオンであるパトリック・リード(アメリカ)と松山の5年連続となる。

 この事実だけでも、松山のすごさがわかるし、松山自身、もっと誇ってもいいと思う。いや、もしかすると、内心ではとても誇りに思っているかもしれない。

5年連続でツアー選手権に出場する松山英樹 このツアー選手権に出場し、年間のポイントレース(フェデックスカップ・ポイント)でトップに立って総合優勝となれば、1000万ドル(約11億円)のボーナスを手にできる。そんなエキサイティングな戦いではあるが、松山は「そこを目指してやっているわけじゃない」と言う。

 彼が言う「そこ」とはあくまでもボーナスのことで、ポイント上位30名の中に入って戦うことは、是が非でも果たしたかったに違いない。だからこそ、8月頭から6週連続でトーナメントに出場するという、滅多に組むことのない過密スケジュールで臨んで、終盤の追い上げを図った。