【木村和久連載】チャリティーゴルフは
どこまで豪快に寄付集めできるか (5ページ目)
サッカーくじや宝くじ、公営ギャンブルも全部、主催者が儲かる仕組みになっています。ある程度の取り分を保持して、残りを配当金に回しているからです。もちろん、その取り分から、税金や補助金の名目でさまざまな事業にお金は回されます。
そうしたギャンブル以上に、チャリティーゴルフの「トトカルチョ」は健全です。主催者が儲かることなく、そのほとんどが寄付金に回されますから。
無論、それじゃあオレも......と、別なところで変な胴元が現れたら困ります。チャリティーゴルフの「トトカルチョ」でも、公認したらナンバーを作って裏をとれるようにして、模倣犯を締め出すのがよろしいかと。
カジノ解禁も現実的になりつつある昨今、多少射幸心を煽(あお)るゲームでも、チャリティーならば規制を緩めてはいかがでしょうか。しっかりと管理と監視をしてやれば、問題ないと思うのですが......。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
『89ビジョン~とにかく80台で回るゴルフ』好評発売中!
詳細はこちら>
5 / 5