2017.11.30

【木村和久連載】チャリティーゴルフは
どこまで豪快に寄付集めできるか

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第132回

 長いゴルフ人生の中で、何度かチャリティーコンペに参加したことがあるのですが、なんかあまり納得しないというか、いつもモヤモヤしたものを抱えながら、帰ってくることが多かったです。

 チャリティーコンペは大いなる奉仕と友愛精神のもと、参加者を集って開催され、もちろん自らもそれに賛同して出場します。

 そこで、まず参加者全員に義務づけられているのが、チャリティーの「ニアピンコンテスト」というやつです。これは、指定されたショートホールでグリーンに1オンしなかったら、「寄付」という名の罰金を払うというもの。その金額はおおよそ1000円で、1オンした場合でもチャリティーですから1000円を支払うのがマナーとされます。

 あと、大口のチャリティーではプレー後の表彰式で、参加者のみなさんが持ち寄った景品をオークションで競り落とし、その競り落とされた金額が寄付となります。

 ただ、これは一般人の普通のコンペでやると、出し物がせこくて、盛り上がりません。大手ラーメンチェーンの食事券とか、アイスクリームの引換券とか、競り落としたところで実際に食べにいくのか、甚だ疑問です。

 でもここにゴルフメーカーさんや、人気企業のスポンサーが入ってくると、話は別です。人気のドライバーをいくらで競り落とすのか? シャフトはフィッティングして交換可能などと言われれば、「これは、ぜひほしい」となって、結構な盛り上がりを見せます。

 そのほか、ゴルフに関係なくても、温泉旅行の宿泊券などが出品されれば、競り落としてもいないのに、さまざまな妄想が膨らむのか、その場が大いに沸いたりします。