石川遼、米ツアー復帰に手応え。
休養中にも「手に入れたモノがある」 (3ページ目)
PGAツアーの公傷制度を利用した石川は、2016-2017シーズンは限られた試合数(20試合前後)の中でシード獲得に必要な賞金やフェデックスカップポイントを稼がなくてはならない。PGAツアー生き残りをかけ、過去にない重圧とも戦わなくてはならない。
日本オープンでもまずまずの結果を残した石川 それでも、石川に悲壮感はない。公傷制度を利用しての日本ツアーでの実戦復帰後(※)、石川は7月から国内ツアーの5大会に参戦した。8月末のRIZAP KBCオーガスタでは通算14勝目を飾り、フジサンケイクラシック(2位タイ)、ANAオープン(3位)、そして日本オープン(7位タイ)といずれも上位でフィニッシュした。
※公傷制度によってPGAツアーに復帰する前には、その準備として5試合程度、下部のウエブ・ドット・コムツアー、もしくは日本ツアーへの参戦が認められている。
「手応えはある。本当に楽しみ」
ケガの功名もあった。
「一番は自分の身体と対話できるようになった。自分の身体を思ったとおりに動かせないと、ボールもコントロールできない。ただボールを打つのではなく、いかに身体をコントロールしてボールを動かすか。その重要性を感じました」
石川は過酷な生き残りの戦いを前に、いつものように、明るく未来を向いた。
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