【木村和久連載】ゴルフの世界は
「逆・地方格差」。賢く節約すべし (4ページ目)
コンパクトなキャディーバックであれば、あくまで小さいだけで、そうした心配はいりません。クラブも12本ほど入りますし、通常から2本省いてラウンドに臨みます。シューズや着替えも入りますから、電車に乗るときはそれしか持ちません。これが、楽でいいんです。
仕方がなく、他に荷物を持つときは、背負うリュックタイプにします。さすれば、移動中は常に片手が空いていてすごく便利です。ただし、リュックを背負ってゴルフとなると、名門コースはまず無理です。カジュアルなコースにフラッと行くときに、この小型のキャディーバッグが役立つのです。
それにしても、ゴルフがこれだけ大衆化すると、バブル時代が懐かしいです。高級外車でコースに乗りつけ、バブリーなクラブハウスのソファにふんぞり返って、朝からステーキを食べていい気分。プレーのあとは美女とジャグジー......って、それは余計か。
それが今や、リュック背負って"電車ゴルフ"ですからね。まあでも、貧乏くさいかもしれませんが、外車に乗っていた頃より、驚くほど健康的になったのは確かです。こっちのほうが、断然長生きするような気がします。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
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