2016.06.30

【木村和久連載】同伴プレーヤーの不正を目撃。あなたはどうする?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第61回

 とあるコンペでの出来事です。直接、私は関わっていません。あくまでも人から聞いた”事件”を、まずは紹介させていただきます。

 知り合いが、同伴プレーヤーのボールを探しに林の中へと入っていったときのこと。みんなで探したけど、なかなかボールは見つからず、「これはロストボールですね」とボール探しを諦めかけたとき、突如林にボールを打ち込んだ当事者が「ボール、ありました!」と叫んで、涼しげな顔をしてそのボールを打ったそうです。

 そこは、散々探した場所。「突然ボールが現れるわけがない」と知り合いは言います。

 おそらく”卵を産み落とした”のでしょう。つまり、ポケットから他のボールを出して、何食わぬ顔をしてプレーを再開した、というわけです。知り合いもすぐにそう思ったそうです。

 さあ、こんな場面に出くわしたら、あなたならどうしますか?

 JGA(日本ゴルフ協会)に告発文を出しますか?って、それは大げさですね。手紙をもらったJGAも困惑するでしょうし。

 決定的な現場を見ていないので、100%別のボールを落としたとは言い切れません。でも、状況証拠的には、限りなくクロに近いグレーです。

 正義感の強いその知り合いは、まず幹事のところに行って、こういうことがあったと報告。そして、「うまく対処してください」とお願いしたそうです。