2016.06.02

【木村和久連載】ショートコースで「3度打ち」ってどうなの?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第57回

 最近、別媒体の企画でショートコースをラウンドしているのですが、これが結構面白くって。

 まともな話からさせてもらうと、よく行くコースは9ホール(すべてパー3)あって、1ホールの距離は60~150ヤードくらいです。使うクラブは、ほとんどアイアンですね。しかも7番以下で、毎回1オン狙いとなります。

 すると、「ショートアイアンばっかじゃ、つまらない」という方もいるでしょう。ところが、実際は違います。1回でグリーンに乗せるように造っているので、各ホールのレイアウトが戦略的なのです。

 谷越え、池越えは当たり前。極端なものだと、ショートホールなのにピンが見えない、ブラインドコースになっているホールもあります。でかい木が邪魔をして、フックをかけないと乗りませんってな感じです。

 このホールを最初に見たとき、大きな木を伐採もしないで「手抜きか!」と思ったのですが、実は難易度を高めるために、わざわざ樹木を生やしていたのです。

 他にも、グリーン手前の樹木が横にせり出していて、普通にグリーンを狙って打ったら、絶対に木にぶつかってしまうレイアウトもあります。ここでは、低い球を打って、転がしで攻めるしかないですね。

 とまあ、一部のショートコースは、こってりなレイアウトで人気を博しています。