【木村和久連載】女性と一緒のゴルフは、本当に楽しめるものか (4ページ目)
そう考えると、昔で言うところのスチュワーデスさん、彼女らのゴルフの腕前も、気遣いも、実にお見事でした。今の、キャビンアテンダントと呼ぶようになってからは知りませんよ。たぶん、ゴルフをするようなゆとりは、今の彼女たちにはないかも……。
とにかく、接客業、サービス業の女性は、ゴルフをしても、わりかし好評です。ただ、それはあくまでも外面ですから。どんな女性でも、結婚をしたら内面が出てきます。そこまで読み込んで交際は考えないと、ですね。
結局のところ、ビギナーの女性とラウンドをしても、気苦労ばかり多くて、自分のプレーになんて集中できません。それでも、自分のプレーを犠牲にしてまで、彼女をサポートしたい――そう思えるような女性がいつか現れないか、男は密かに思っていたりします。それはそれで、男の本懐かと思いますが……。
愛とゴルフは、惜しみなくエネルギーを奪う。
その両方が一気にきたら、そりゃ消耗しますよね。
木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。
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