2014.01.28

今季2度目のトップ10。石川遼が得た優勝までの「正しい距離」

  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko
  • photo by Getty Images

 米ツアー本格参戦2シーズン目の石川遼。昨季(2013年1月~9月※)は、出場1試合目から3戦連続で予選落ちを喫したが、今季(2013-2014年シーズン)は、開幕戦のフライズドットコムオープン(2013年10月10日~13日/カリフォルニア州)で21位タイ、続く第2戦のシュライナーズホスピタルオープン(2013年10月17日~20日/ネバダ州)では2位タイという好結果を残し、上々のスタートを切った。

※米ツアーはこれまで年明けの1月からシーズンが開幕していたが、今季(2013-2014年シーズン)から2013年10月に新シーズンがスタート(2014年9月まで)。ひとシーズンが年をまたぐことになった。

 年が明けても、石川は安定したプレイを披露。年末年始のオフ明けで「試合勘が鈍っていた」というソニーオープン(1月9日~12日/ハワイ州)こそ予選落ちに終わったものの、翌週のヒュマナチャレンジ(1月16日~19日/カリフォルニア州)で25位タイと奮闘すると、1月23日から(26日まで)行なわれたファーマーズインシュランスオープン(カリフォルニア州)では、首位(9アンダー)と2打差の7位タイでフィニッシュ。優勝争いに加わって、今季2度目のトップ10入りを果たした。

米ツアー初優勝へ確かな手応えを感じ取った石川遼。「最終日はドライバーショットがフェアウェーをとらえられず、難しいセカンド、サードショットが多くなってしまった。その分、耐えて、耐えて、というラウンドになりました。そうした内容になってしまったのは悔しいけれども、ミスを最小限に抑えて結果を残せたのは良かった。2戦目(シュライナーズホスピタルオープン)で2位になったときと比べても、感覚的な違いがあります。あのときはトップとかなり差があった(6打差)けど、今回は首位とは2打差。優勝した選手(スコット・ストーリングスとは最終日同組でラウンド)もすぐそばにいたし、自分もいい内容でプレイできたら(優勝できる)……、というものを感じられました」