【男子ゴルフ】全英オープン、ウッズの「雄叫び」に完全復活の予感

  • テレビ朝日全英オープン取材班●取材・文 text by tv asahi THE OPEN crew
  • photo by Getty Images

全英オープン2日目、最終18番ホールでバンカーからチップインバーディーを決めたウッズ。全英オープン2日目、最終18番ホールでバンカーからチップインバーディーを決めたウッズ。 世界最古のメジャートーナメント、第141回全英オープン2日目。メジャー9勝、米ツアー38勝を誇るトム・ワトソンが、最終18番ホールで予選通過をほぼ確定させるバーディーパットを決めた瞬間、会場となるロイヤルリザム&セントアンズが大歓声に包まれた。

 その直後、全英オープン4度目の挑戦となる石川遼は、バーディーパットを外し、2年連続の予選落ちが確定した。歓喜と静寂が相まって、"敗者"の切なさと悔しさを、より大きくしたような気がする。

 そんな中、日本人選手では、初日首位と3打差の6位タイと好発進した武藤俊憲が、2日目にふたつスコアを落としたものの、1アンダー15位タイ。3度目の挑戦で初めて予選突破を果たした。

 ラウンド終了後には「ヘトヘトです」と言いながらも、「5年前(2007全英オープン予選落ち)からの成長を見せたかった。明日からも、自分の持っているもの、できることを精一杯出したい。目標はトップ10です」とさらなる飛躍を誓った。

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