鈴木彩艶、上田綺世......世界随一のサッカー移籍情報サイトが選ぶ今夏最注目の日本人移籍5選
9月初頭に閉じた2026年夏の欧州サッカー移籍市場では、日本人選手の移籍も目立った。フットボーラーの市場価値を定め、世界中のトランスファーマーケットに影響を与えている移籍情報サイトの草分け的存在『トランスファーマルクト』が、特に注目された日本人選手の動向を5つピックアップした。
新天地リールで早くも連続ゴールを奪っている上田綺世(中央)photo by Pim Waslander / Soccrates Images / Getty Images
鈴木彩艶(パルマ→アストン・ヴィラ)
プレミアリーグのアストン・ヴィラが推定3000万ユーロの移籍金をパルマに支払って鈴木彩艶を獲得した。これは今夏の欧州全体でも、特に注目された移籍のひとつだ。北中米W杯で活躍した現在24歳の日本代表GKは、チャンピオンズリーグを2連覇中のパリ・サンジェルマンに引き抜かれそうだと噂されていたが、最終的にヴィラへ移った。
バーミンガムを本拠とする彼の新天地には、4年前のW杯を制したアルゼンチン代表守護神エミリアーノ・マルティネスがいたものの、鈴木の加入後に現在34歳の世界王者はチェルシーへ放出された。偉大な前任者の後釜が務まるかどうか、懐疑的に見る向きもあったが、ここまでの3試合──プレミアリーグのアーセナル戦とハル・シティ戦、チャンピオンズリーグのクラブ・ブルッヘ戦──を見るかぎり、しっかりとその役割を果たせそうだ。
特に鋭い反射神経と高精度のロングフィードは、特筆すべきものだ。一方、ハイボールの処理にはやや不安があり、前記3試合でも危ないシーンがあった。まだまだ伸びしろを残す鈴木が、プレミアリーグとチャンピオンズリーグという世界最高レベルの舞台でいかに成長していくか、注視していきたい。
(文●プレミアリーグ担当:ベンジャミン・リトルモア)
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