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【プロレス】ケンコバが釘づけになった、ドリー・ファンク・ジュニアの「信じられない動き」長州力・谷津嘉章とのタッグマッチで何が?

  • 松岡健治●取材・文 text by Kenji Matsuoka

ケンドーコバヤシ

令和に語り継ぎたいプロレス名勝負(16) 中編

(前編:ドリー・ファンク・ジュニアの「不穏試合」 ブロディに吐血・失神させられた"息子"は実在したのか>>)

 ケンドーコバヤシさんが語る、8月4日に亡くなったドリー・ファンク・ジュニアさんの"不穏試合"。その2試合目として、長州力・谷津嘉章とのタッグマッチでの異変について振り返った。

8月4日に亡くなった名レスラーのドリー・ファンク・ジュニア photo by Kyodo News8月4日に亡くなった名レスラーのドリー・ファンク・ジュニア photo by Kyodo Newsこの記事に関連する写真を見る

【"リアル五輪コンビ"との不穏試合】

――前回はドリーさんの息子・ディンクくんにまつわる不穏試合を語っていただきました。今回は長州力さん、谷津嘉章とのタッグマッチだそうですが、どんな一戦だったんですか?

「その試合はですね......。おそらく、さまざまなプロレス本などにも載ったことがない、知る人ぞ知る試合だと思います。1986年11月1日の、ザ・ファンクスvs長州力・谷津嘉章です」

――長州さんと谷津さんは1985年から、ジャパンプロレスに所属する選手として全日本プロレスに参戦していましたね。

「そうですね。これは俺だけが言っているんですけど、長州・谷津のタッグチームは"リアル五輪コンビ"なんです。五輪コンビといえば、ミュンヘン五輪に出場したジャンボ鶴田さんと、幻のモスクワ五輪代表だった谷津さんとのタッグを誰もが思い出すでしょうね。ただその前に、ミュンヘン五輪に出場した長州さんと、モスクワの前のモントリオール五輪に出場した谷津さんで五輪タッグができているんですよ。

 そういう意味で俺は、ジャパンプロ勢の長州・谷津組を"リアル五輪コンビ"としているんです。逆に、なんで当時に五輪コンビと名づけられていなかったのか不思議ですよね」

――確かに当時は、長州・谷津組に「五輪」を強調するキャッチフレーズはついていませんでしたね。そのリアル五輪コンビと、ザ・ファンクスの対戦はかなり盛り上がりそうですが......。

「その組み合わせの試合は、長州さんがジャパンプロレスを離脱してから新日本プロレスにUターンするまでに、数試合行なわれていると記憶してます。そのなかで1試合、明らかに不穏だった試合があるんです」

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