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1位・鈴木彩艶、2位に滑り込んだ中村敬斗...日本人選手の欧州移籍市場出世番付 降格したのは? (2ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Shigeki Sugiyama

【プレミア移籍は「格上げ」】

 上昇の3番手はフェイエノールト(オランダ1部)からリール(フランス1部)入りした上田綺世になる。今季は両チームともCLに出場するが、リーグフェーズで消えそうなフェイエノールトに対し、リールは16強が狙えそうな力がある。そこでどれほど出場時間を伸ばせるか。選手としての正念場を迎えていると言えるだろう。

 上田に続く選手は前田大然だ。セルティック(スコットランド1部)からイプスウィッチ(プレミアリーグ)へ。すでに左ウイングとしてスタメン級の扱いも受けている。健闘を讃えずにはいられない。UEFAランクで現在、断トツで1位を行くプレミアリーグでプレーすることはサッカー選手として格を上げたことを意味する。日本代表から外せない選手として太鼓判を押されたことになる。格的には久保建英(レアル・ソシエダ)、堂安律(フランクフルト)、伊東純也(ゲンク)らをしのぐ存在になったと言えるだろう。

 スポルティング(ポルトガル1部)から今季のプレミア昇格組であるハル・シティに移籍した守田英正も、ステップアップの階段を上がった選手に数えることができる。守田を日本代表に選ばない理由として、森保一監督は「5大リーグ」を強調した。スポルティングはその枠から外れているからだと、苦しい説明をしたが、プレミア所属の選手となれば、外すことはできなくなる。

 移籍組ではないが、坂元達裕にも同じことが言える。ハル・シティと同様に今季、イングランド2部(チャンピオンシップ)からプレミアに昇格したコベントリーで右ウイングを張る頭脳派。このレフティも"外せない選手"になった。代表でポジションが重なる堂安、伊東に選手としての格で勝る存在になっている。森保監督がこれをどう扱うか。

 ワールドカップ代表組ではアンデルレヒト(ベルギー1部)からフライブルク(ブンデスリーガ)に完全移籍した後藤啓介も、わずかだが格を上げた選手と言える。

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