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サッカー日本代表だけじゃない スペイン、イングランド...続出する負傷者はワールドカップに間に合うか (3ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Akiko Tonegawa

【シュテーゲン、デ・ブライネ、ミリトン...】

 オランダでは、FWジャスティン・クライファート(ボーンマス)がアーセナル戦で負傷した後、膝の手術を受けた。医師によると、彼は4月末に復帰する予定だが、ワールドカップにおいて90分戦い抜くためのコンディションを取り戻すには、数週間しか残されていない。現在、彼は赤外線治療とハーブなどを使った自然治療を行なっている。

 ドイツでは守護神がピンチだ。ドイツ代表正GKを目指して、出場機会を増やすためにバルセロナからジローナにレンタル移籍したマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンだが、ハムストリングを負傷してしまった。手術を受けたが、6月に間に合わせるのは難しいという。

 ベルギーでは攻撃の中心、ケヴィン・デ・ブライネ(ナポリ)が大腿二頭筋を負傷した。復帰は2月下旬から3月上旬とされ、ワールドカップには十分間に合う計算だが、彼は同じケガを繰り返しており、再発の可能性が高いと言われている。

 アルゼンチンでは、DFのフアン・フォイス(ビジャレアル)が1月末にアキレス腱断裂の重傷を負った。回復には通常6カ月から8カ月が必要とされ、出場は難しいだろう。

 メキシコでは、自国開催のワールドカップの主力FWとして期待されているサンティアゴ・ヒメネス(ミラン)が足首のケガでピンチだ。ハビエル・アギーレ監督からも強い信頼を寄せられており、何がなんでも間に合わせたいと、早期復帰を目指してリハビリに余念がない。

 ブラジルで懸念されているのはDFのエデル・ミリトンだ。12月、左太腿の筋肉を断裂するケガを負った。過去3シーズン、ミリトンはさまざまなケガを繰り返しており、彼の体はレアル・マドリードの過酷な日程に耐えられないのではないかと言われている。現在は患部にクライオセラピー(冷却療法)なども行ない、医師は4月末には復帰できるとしている。だが、代表チームが招集される時期に彼の体調が回復しているかどうかについては疑問が残る。

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