久保建英のサッカー日本代表招集の影響は 不振のレアル・ソシエダの現状をスペイン人記者が探る (4ページ目)
【極度の成績不振】
ラ・レアルここまで、8試合1勝2分5敗という極度の不振に陥っている。そのため久保は監督の去就が不明確なまま、日本へ飛び立ったに違いない。その後、10月6日に即座の解任がないことが明らかになった。
しかし、クラブはこのまま結果が出なかった場合に備え、すでに指揮官の後任候補を探っている。11月のインターナショナルブレイク前までの対戦相手はセルタ、セビージャ、アスレティック、エルチェ。セルヒオ・フランシスコはその間、続投をかけて戦うことになるだろう。
髙橋智行●翻訳(translation by Takahashi Tomoyuki)
著者プロフィール
高橋智行 (たかはし・ともゆき)
茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、リーガ・エスパニョーラを中心としたメディアの仕事に携わっている。
【画像】久保建英のレアル・ソシエダほか多数 2025-26 欧州サッカー注目クラブ 主要フォーメーション
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