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久保建英にスペイン地元紙は「マラドーナ級」と表現 CL決勝T進出へ勝利に貢献 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

 これでラ・レアルは決勝トーナメント進出に向け、着実に前進した(4チーム中2チームが進出)。残り3試合で、有利なのは間違いない。11月8日、ベンフィカとのホームでのリターンマッチにしっかり勝利できれば、可能性はさらに広がる。

 ただし、ラ・レアルは週2試合ペースの過密日程が続く。29日にはアウェーでラージョ・バジェカーノ戦、11月1日にはスペイン国王杯、11月4日には強敵バルセロナ戦と、ノンストップの戦いだ。

 久保も疲労はたまっているはずだが、マジョルカ戦、ベンフィカ戦と、攻撃をけん引した。周りとの連係度は、むしろ上がっている。呼吸が合わない時間もあったが、そこでアジャスト。そして彼自身がスポットライトを浴び、ゴールの予感を漂わせる。

<久保タイム>――それはショーの幕開けだ。

久保建英や鎌田大地、三笘薫など日本人選手の活躍にも期待!
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著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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