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恐るべしゴンサロ・ラモス チェルシー、ベンフィカがともにポルトガル代表アタッカーの活躍でCL8強へ (3ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by Reuters/AFLO

 この日は、ジョアン・フェリックスといい、ゴンサロ・ラモスといい、若いポルトガル人の活躍が光る1日だった。

ポルトガルついでに言えば、今季は決勝トーナメントをポルトも戦っていて、もしベンフィカとともに2チームがベスト8に進出すれば、これはポルトガル勢にとってCL史上初の出来事になる。

 カタールW杯のポルトガルは、準々決勝で、ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、ジョアン・フェリックス、ゴンサロ・ラモスの3人によって前線を形成したものの、伏兵モロッコの軍門に下った。だが、国としての元気度、上昇度は欧州で1番だと見る。少なくともいい選手は続々と誕生している。とくと目を凝らしたくなる人口約1000万人の小国である。

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著者プロフィール

  • 杉山茂樹

    杉山茂樹 (すぎやましげき)

    スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

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