レアル・マドリード、バルセロナから、鎌田大地活躍のフランクフルトまで。欧州サッカー注目チームの最新布陣をチェック (4ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi

【フランクフルト】

ブンデスリーガ:5位
(19試合/10勝5分4敗/40得点26失点/勝点35)

チャンピオンズリーグ:グループD2位通過
(6試合/3勝1分2敗/7得点8失点/勝点10)
ラウンド16でナポリと対戦

この記事に関連する写真を見るFW:コロ・ムアニ(ボレ) 
MF:ゲッツェ(アリドゥ)、リンドストローム 
MF:マックス(レンツ)、ソウ(ローデ)、鎌田(ヤキッチ)、クナウフ(ディナ・エビンベ) 
DF:エンディカ(トゥーレ)、スモルチッチ(長谷部)、トゥタ 
GK:トラップ(ラマイ)

 昨季、42年ぶりにヨーロッパリーグを制し(前回は前身のUEFAカップ時代)、クラブ史上初のCL出場権を手にし、今季のグループステージでは初戦を0-3で落として出だしに躓きながら、最終節に敵地でスポルティングを逆転で下し、2位に滑り込んで決勝トーナメントに進出。この試合でCL3試合連続得点を決めた鎌田大地は今季、中盤の低めで先発し、途中から高めに移行することが多い。

 鎌田が親しみを込めて「コロちゃん」と呼ぶ新戦力ランダル・コロ・ムアニは、すんなりと新天地に馴染み、ここまで全公式戦で12得点10アシストを記録。利他的なストライカーは、フランス代表にも名を連ねるようになり、カタールW杯でも準決勝以降に1得点1アシストをマークした。

 2014年ブラジルW杯ファイナルで決勝点を挙げたマリオ・ゲッツェや、39歳の大ベテラン長谷部誠も健在だ。

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