レアル・マドリード、バルセロナから、鎌田大地活躍のフランクフルトまで。欧州サッカー注目チームの最新布陣をチェック (3ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi

【バイエルン】

ブンデスリーガ:1位
(19試合/11勝7分1敗/56得点18失点/勝点40)

チャンピオンズリーグ:グループC1位通過
(6試合/6勝/18得点2失点/勝点18)
ラウンド16でパリ・サンジェルマンと対戦

この記事に関連する写真を見るFW:シュポ=モティング(テル) 
MF:コマン(マネ)、ムシアラ(フラーフェンベルフ)、ミュラー、サネ(ニャブリ) 
MF:キミッヒ(ゴレツカ) 
DF:デイビス(リュカ・エルナンデス)、デ・リフト(ブリント)、ウパメカノ(パバール)、カンセロ(スタニシッチ) 
GK:ゾマー(ノイアー)

 一時代を築いたロベルト・レバンドフスキと夏に別れを告げ、序盤戦は新加入のサディオ・マネに、セルジュ・ニャブリらを組ませる2トップを採用していたが、ブンデスリーガで勝利から遠ざかった初秋に1トップへ移行。そうなると収まりがよいのはやはりマキシム・シュポ=モティングで、今はこの長身FWが攻撃の起点になっている。

 冬にはGKヤン・ゾマー、DFダニー・ブリントと負傷者の補填をした上で、マンチェスター・シティで出番を求めていたジョアン・カンセロを驚きの一本釣り。移籍直後のマインツとのカップ戦では、この多機能型SBを得たことにより、昨季に用いた超攻撃的な3-2-4-1をさらに先鋭化させた3-1-4-2を試して4-0と圧勝した。若き戦術家ユリアン・ナーゲルスマンの手腕にも、引き続き注目が集まる。

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