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香川真司が語る、自身のポジションの最適解。「みんな10番をイメージしがちだけど、8番が一番合っている」 (5ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

 インテリオールは、そういう自由にやれる部分がある。そこにすごくやり甲斐を感じていて、自分のよさを一番出せるポジションだと思っています」

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 2018年ロシアW杯以降、4年間で5チームを渡り歩いた香川真司。その間には無所属の時期もあるなど、なかなか思いどおりのプレー環境を得られない時間が長く続いたが、彼の話を聞くと、シント・トロイデンでは物事が好転し始めている様子が伝わってきた。

 とりわけ現在は、自分のよさが一番出せるというインテリオールでプレーする。それは、現在取り組んでいる"新しい香川真司"を確立するにはうってつけの環境であり、もしかしたら日本代表復帰への道筋になる可能性をも秘めている。

 果たして、香川の視線の先には日本代表とカタールW杯は映っているのか。後編では、そのあたりについて、本音を語ってくれた。

(後編につづく)

【profile】
香川真司(かがわ・しんじ)
1989年3月17日生まれ、兵庫県神戸市出身。2006年にセレッソ大阪に加入し、プロ2年目からレギュラーに定着。2008年、日本代表に初選出される。2010年のドルトムント移籍後は欧州を舞台に活躍し、マンチェスター・ユナイテッドではプレミアリーグでアジア人初のハットトリックを達成。2019年からベシクタシュ(トルコ)→レアル・サラゴサ(スペイン)→PAOKテッサロニキ(ギリシャ)と各国クラブを渡り歩き、2022年にベルギーのシント・トロイデンに移籍。ポジション=MF。身長172cm、体重68kg。

香川真司は14人目。シント・トロイデンに移籍した日本人のその後は?

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