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香川真司が語る、自身のポジションの最適解。「みんな10番をイメージしがちだけど、8番が一番合っている」 (3ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

---- シント・トロイデンでは、3−5−2の2列目のインサイドハーフでプレーしていますけど、あのポジションで監督から求められている仕事はどんなことですか?

「まずはボールを落ち着かせること。そして、試合をコントロールすること。それは特に、このチームにとっては重要な部分だと思っています。監督もその仕事を僕に強く求めてくれているので、自分のなかでもかなり意識してプレーしています。

 あとは、いかにゴールに直結するラストでの局面で、違いを生み出していけるか。残念ながら今シーズンは終わってしまいましたけど、そこは来シーズンもより自分に求められるタスクだと思いますし、現在の自分が求めているタスクでもありますね。

 もちろん、来シーズンに向けてどのような形でやるかはわからないですけど、監督も4−3−3という話を以前にしていたこともあったので、僕としてはぜひそれをチャレンジしてみたいという気持ちが強いです。

 シント・トロイデンというチームの立ち位置については、実際に加入するまではわからなかったですけど、加入してからベルギーリーグ全体を見てみると、来シーズンのチーム目標はもっと高く設定する必要があるんじゃないかと。それだけのポテンシャルが、このチームにはあると思っています」

---- 4−3−3の場合、どのポジションでのプレーをイメージしていますか?

「もちろんインサイドハーフ、インテリオールです」

---- たしか加入時には、立石敬之CEOも「新しい香川真司」という発言をしていました。つまり、たくさんボールに触ってゲームを作るという部分ですが、ご自身もそのことを頭に入れてチームでトライしている感じですか?

「ええ、そのポジションで自分のベストを生み出せると思っていますし、そう信じているので。だから来シーズンも、そのポジションでどこまで勝負できるのか、自分でも楽しみにしています」

---- 以前も中盤に降りてさばく作業をしていましたが、現在はインテリオールとして、もっとその仕事を意識しているということですか?

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