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セリエA開幕、上位候補7チームを分析。ロナウド、冨安健洋はどうなる? (3ページ目)

  • パオロ・フォルコリン●文 text by Paolo Forcolin
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

◆ユーロで優勝、イタリア復活の裏側。マンチーニはこうして「強い代表」を作った

 ただ、忘れてならないのは、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマのパリ・サンジェルマンへの移籍だ。代わりにゴールを守るのは、昨シーズンのフランス王者リールから来たマイク・メニャン。ドンナルンマの穴を埋めるのは難しいのではないか。

 2人の日本人がプレーするチームはどうだろうか。ベテラン吉田麻也は問題なく続投だ。サンプドリアは監督がクラウディオ・ラニエリからロベルト・ダヴェルサに代わったが、チームのプレースタイルはそうは変わらないだろう。

 冨安に関しては、アタランタ、トッテナムなど多くのチームがほしがっているが、ボローニャは高額の代価を求めている。結局は金額の折り合いがつかず、そのままボローニャに残る可能性もある。ただ、若さは彼の大きな強みであり、やはり今月一杯は去就が注目される。

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