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岡崎慎司が語る今季。「2部」を受け入れ戦う覚悟ができた瞬間がある (5ページ目)

  • 篠 幸彦●取材・文 text by Shino Yukihiko
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 今いるこの場所で、目の前にいるこいつらと競い合って、ポジションを掴んでやっていこう。それは今までやってきたことと何が違うのか。何も変わらないよなって。そこに2部とか関係ないんだって。変なプライドとか、やらなあかんという焦りとか、ネガティブな感情一切が吹っ切れて、ようやく言葉だけではなく本当の意味で、ここで戦う覚悟ができた瞬間でしたね」

 すべてを受け入れて戦う覚悟が決まり、岡崎の本当のスペイン挑戦が始まった。
(つづく)

岡崎慎司
おかざき・しんじ/1986年4月16日生まれ、兵庫県宝塚市出身。ウエスカ(スペイン)所属のFW。滝川第二高校から05年に清水エスパルス入り。10年から活躍の場をヨーロッパに移し、ドイツ、イングランド、スペインでプレー。レスターではプレミアリーグ優勝を経験した。日本代表国際Aマッチ119試合出場50得点。10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアと、W杯3大会に出場している。滝川第二高→清水→シュツトガルト→マインツ(以上ドイツ)→レスター(イングランド)→マラガ→ウエスカ(以上スペイン)

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